性と日本①
こんばんは
日本の性に対するスタンスってすごく保守的だなと思っています。
最近でこそ様々な性の在り方に対する理解が広まってきたとは思いますが、男女差別は根深いですし、「オカマ」とか「オネエ」とかいう言葉およびそれに対する人々の反応を見てるとまだまだ先は長いのかなとか思ってしまいます。
信じられないようなセクハラがいまだに存在しているらしいというのはよく聞きます。
最近話題に上る性犯罪もこういった社会の雰囲気が影響してる部分って大きいんじゃないかなと思うことがあります。
一つは男女観。
「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」というのが今でも驚くほど根強いなと思います。
そういう見方を持つこと自体は否定しませんし、自ら望んでそういった生き方を自分が貫こうとするのは何ら問題はないと思います。
ただ、それが他人に強制されるようになっているのであればやはりそれは問題だろうと。
「男らしくあること」「女らしくあること」を強制するような空気や社会的な圧力があったり、それによって不当な差別がおこなわれるようならば、やっぱり見直していかなきゃいけないですよね。
そういった見方が強いから、性犯罪をめぐる議論でも、「男は~」「女は~」っていう議論が多くなっちゃうのかなと思います。
(男ー女という対立構図を提示した事に関して、不愉快な思いをされてしまった方がいらっしゃるかもしれません。その点はすみません。下でも同じような表現をしてしまいますがご理解いただけると嬉しいです)
二つ目は「性」というものに関して。
「性」というと、何か口に出しづらいものみたいな雰囲気があると思いますし、特に特定の人びとがそういうことについて触れづらい空気があるなと思います。
そういう性の扱われ方が、同意の無い性行為を生み出してしまう一つの原因なのかもしれないなと思います。
「男が行かなきゃいけない」「性について話してる女は恥ずかしい」みたいな考えとかがこじれた結果を生むのかもしれないなと思いました。
性犯罪において悪いのが犯人であることは当然ですが、社会としてこういう問題をなくすためにどうしていったらいいのかを考えるときに、「なぜそういうことが起きるんだろう」っていうをみんなで考えていくのが大事かなと思います。